NAP勉強会
--- フレームについて考える ---
フレームの主な用途
- 画面をその内容に応じて分割し、一
部分だけがスクロールしたり、常に同じ情報を表示する部分を設けるような画
面構成を実現する。
- 画面上の情報の配置を制御するために用いる。 (空のフレームを多様するようなケースも見られる。)
ブラウザによるレンダリング
ページが左右に2分割されるようなページがあるとする。すなわち、
<FRAMESET cols="50%, 50%">
<FRAME src="frame1.html" name="Menu" title="Main Menu">
<FRAME src="frame2.html" name="content" title="Main Content">
</FRAMESET>
Home Page Reader
- 最初のフレームにフォーカスがあり、カーソルキーによるナビゲーション
は、そのフレームの中に制約される。
- ページ内部のテキスト検索機能も、フォーカスのあるフレーム内部のテキス
トのみが対象となる。
* フレームの間のフォーカスの移動は、 CTRL+TAB または CTRL+SHIFT+TAB キー
によって行う。
JAWS + Internet Explorer
- さもフレームが存在しないかのように、一つのページとして全てのフレームが提示される。
- 文字列検索機能の対象は全てのフレーム。
- どのフレームにフォーカスがあるかを気にすることなくナビゲーションができる。
- フレームの境界が分かりにくいことも考えられる。
- フレームのリストを表示して、そのフレームにジャンプする機能がある。
主なテキストブラウザ
- 各フレームが、そのページからリンクされている別々のページであるかのように扱われる。すなわち、上のソースの場合以下のようになる。
--FRAME--
Menu
content
- フレームの内容を表示するには、各フレームへのリンクをたどる。
- 別のフレームの内容を見る場合には、まず親ページに戻ってから次のフレームへのリンクを選択する。
- フレームの内容が表示された後には、普通のページを閲覧する場合と同様の操作を行う。
w3m のフレーム展開機能
- 上記のようなレンダリングをするモードに加えて、なるべくレイアウトを再現するモードがある。
具体例
- 文部科学省、初等中等教育
- http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/index.htm
- CDconnection.com
- http://www.cdconnection.com/